保護者の皆様に幼稚園の畑に参加していただく「菜園教室」がいよいよスタートしました。
第1回目の月曜日には、おかげさまで10名の方が集まってくださり、苗植えを行いました。
小林運転手も張り切っているようです。今後ともよろしくお願いします。
この菜園教室は、保育と畑の関連づけを考える中で考案したものです。
本園の創立者は保育環境の中に芸術があること、たとえば自分ではピアノを習っていなくても、
普段からピアノの音が聞こえていたり、別の子どもが日舞や陶芸、絵画などに取り組んでいる環境が大切なのだと言って、
「芸術センター」を設置しました。
同様の考えから、畑が身近にあることが保育の環境として有益だと考えているのですが、
保護者の方々が畑に関わってくださる姿が見えることで、
たとえそれが直接、自分のお父さんやお母さんでなかったとしても、
園児にとっては幼稚園の畑がよりいっそう身近に感じられることでしょう。
その意味で、ただ園の畑をご提供するというのではなく、
小林運転手をいわば先生にして、畑を体験しながら園の保育にご協力いただくという趣旨で始めました。
なお、本年度は最初の試みですが、11名の方のお申し込みがありましたので、
募集はここで締め切らせていただきます。
この一年の様子を見ながら、来年度にふたたび継続を検討いたしますので、
ご関心のある方はまた来年お問い合わせください。